今日の組立品 「しっくすふぁってぃ スペシャライズド フューズ コンプ」
たまにはMTBも組み立てます。私、もうずいぶん昔の話ですがMTBのダウンヒルなるものが大流行したころせっせとレース活動にいそしんでいました。
さて、そんな昔気質の人からすると最近のMTB事情は「ずいぶん機材で楽になったもんだ」と思う次第でして、そんな最近のMTB事情がつまった自転車が今回の組立品「スペシャライズド フューズ」なのです。
まず目を引くのはタイヤの太さです。650Bとも27.5インチとも呼ぶホイール径の規格に3.0インチ幅のタイヤを装着しています。世間的に27.5+(にぃーななごぷらす)とかセミファットとか言われるサイズで、スペシャライズドではシックスファッティーなんて呼んでいます。タイヤを含めた外径が標準的な29erの外径とほぼ同じになりつつ、幅広で接地面が広くなります。障害物の走破性、グリップ性能、エアクッション性それぞれ高くなるメリットがあります。
ただし、その分ゴムの量は多くなるわけでタイヤは重たくなります。重たい回転物をしっかり回すには支える部分の強化も必要です。そこでブーストなる規格の登場です。フロント110mm幅x15mmスルーアクスル、リア148mmx12mmスルーアクスルとなっています。ちなみに私が最後に購入したDHバイクはフロント110mmx20mmアクスル、リア150mmx10mmアクスル・・・。太すぎず細すぎず、なんとも最適化された印象があります。
ギアもシンプルな1x11(ワン バイ イレブン)です。フロント28Tにリア11-42Tの組み合わせ。トップ側のギア比は32x12くらいで、ロー側のギア比は22x34とほぼ同じ。どちらも私がせっせとMTBにのめり込んでいた頃の標準的なMTBのギア比が、こんなシンプルなリアだけ変速でカバーできています。フロントにはチェーンデバイスもありません(゚Д゚)
そして当店ではベルが標準装備でない自転車にはベルの取付をサービスしています。
・・・ではなく。
レバーひとつで無段階にサドルの高さが変わるドロッパーシートポストが標準装備されています。これ、買うと高いんです。
トレイルを走っていて、下りセクションに入ったらクイックレバーでサドル下げる、なんて昔の話です。まして「サドルの高さはそのまま激坂もこなしてこそ”漢”ぢゃい!」なんて人はもう絶滅するかもしれません。
そして前後でブレーキキャリパーが違います。フロントは4ポット対抗ピストンです。マニアックな仕様です。書いてる途中で気づいたので撮影場所が違います・・・(;´д`)
書いてるとワクワクしますねぇ~♪こんなバイクでトレイル走ったら楽しいだろうなぁ。初心者はもちろん、私のような昔気質の経験者もきっと楽しめる一台ですね!
そろそろロードバイクだけというのも飽きたという方、今年はMTBにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?ちょうど3月19日にMTBライドの企画もありますから是非!
SPECIALIZED FUSE COMP 3FATTIE(Mサイズ)
メーカー希望小売価格
税抜き 180,000円
税込み 194,400円
販売価格はお問い合わせください。
身体がポンコツになりすぎてMTBに乗りたくても乗れないロートルスタッフ 藤岡
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